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メラノーマ研究を続けて思うこと
著者: 木庭幸子1
所属機関: 1信州大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.282 - P.283
文献購入ページに移動1. はじめに
メラノーマは,ここ数年で劇的に治療法が進歩した癌種の代表格でしょう.それは免疫チェックポイント阻害薬と分子標的治療薬の登場によるところが大きいわけですが,これらが世に出るまでには基礎研究や臨床研究に携わってきた数多の研究者や皮膚科医の努力があったことは申すまでもありません.私は,これらのお薬の開発に直接は関わっておりませんが,同じ時代にメラノーマの診療・研究をしてきた1人の皮膚科医・研究者として感じたことや,今後期待することを本コラムに述べさせていただきます.
メラノーマは,ここ数年で劇的に治療法が進歩した癌種の代表格でしょう.それは免疫チェックポイント阻害薬と分子標的治療薬の登場によるところが大きいわけですが,これらが世に出るまでには基礎研究や臨床研究に携わってきた数多の研究者や皮膚科医の努力があったことは申すまでもありません.私は,これらのお薬の開発に直接は関わっておりませんが,同じ時代にメラノーマの診療・研究をしてきた1人の皮膚科医・研究者として感じたことや,今後期待することを本コラムに述べさせていただきます.
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