icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科76巻1号

2022年01月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・173

Q考えられる疾患は何か?

著者: 千田聡子1

所属機関: 1自衛隊中央病院皮膚科

ページ範囲:P.7 - P.8

文献購入ページに移動
症例
 患 者:78歳,男性
 主 訴:体幹・四肢の紅斑とびらん
 既往歴:高血圧症,糖尿病,アルコール依存症(50歳台から).脳挫傷,脳梗塞,認知症(72歳から).
 家族歴:妹2人(兄弟6人),娘2人(子供2人)にも夏期に増悪する間擦疹がある.
 現 症:40年来毎年夏期に増悪する臀裂部,陰股部の紅斑やびらんを自覚し,内科でステロイド外用を処方されていた.某年7月頃より体幹部にも同様の皮疹が拡大し,近医皮膚科で加療を試みられたが難治であったため当科を紹介され受診した(図1a,b).

参考文献

千田 聡子,他:臨皮 67(12):953-957,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?