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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科76巻11号

2022年10月発行

連載 Clinical Exercise・182

Q考えられる疾患は何か?

著者: 杉山由華1

所属機関: 1静岡医療センター皮膚科

ページ範囲:P.855 - P.856

文献概要

症例
患 者:61歳,女性
主 訴:体幹,四肢の紅斑
既往歴:片頭痛,脂質代謝異常に対し内服加療中.
現病歴:初診の1か月前から四肢,背部に皮疹が出現,次第に増加し,咽頭痛も認めた.関節痛が出現し,近くの整形外科を受診した.末梢血白血球の増多と血清CRPの上昇を認めたが,経過観察となった.症状の改善がみられないため当科を受診した.
現 症:体温38.4℃.体幹,四肢の広範囲に淡紅色斑が散在,一部癒合してみられた.皮疹はやや浸潤性であるが痛みはなく,軽度の瘙痒を認めた(図1).

参考文献

佐々木桃子,他:臨皮 68(9):693-698,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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