文献詳細
連載 Clinical Exercise・183
文献概要
症例
患 者:41歳,男性
主 訴:右こめかみの皮疹
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:15年程前に右こめかみに皮疹が出現したが自覚症状なく放置していた.7年程前から疣状に隆起し,徐々に拡大傾向を認めたため,当院を受診した.
現 症:右こめかみ部に13×10mm大の,辺縁が軽度隆起し中央がやや陥凹している局面を認めた.辺縁の隆起部には正常皮膚色から黄白色調の丘疹が環状に配列していた(図1a,b).
ダーモスコピー所見:色素性構造なし.乳白色の領域に不規則なコンマ状・樹枝状の血管,およびmillia-like cystのような白色調の顆粒状・小球形状の構造物を多数認めた(図2a,b).
患 者:41歳,男性
主 訴:右こめかみの皮疹
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:15年程前に右こめかみに皮疹が出現したが自覚症状なく放置していた.7年程前から疣状に隆起し,徐々に拡大傾向を認めたため,当院を受診した.
現 症:右こめかみ部に13×10mm大の,辺縁が軽度隆起し中央がやや陥凹している局面を認めた.辺縁の隆起部には正常皮膚色から黄白色調の丘疹が環状に配列していた(図1a,b).
ダーモスコピー所見:色素性構造なし.乳白色の領域に不規則なコンマ状・樹枝状の血管,およびmillia-like cystのような白色調の顆粒状・小球形状の構造物を多数認めた(図2a,b).
参考文献
小原芙美子,他:臨皮 68(1):29-32,2014
掲載誌情報