文献詳細
連載 Clinical Exercise・174
文献概要
症例
患 者:13歳,女性
主 訴:顔面の紅斑,びらん,口唇の水疱,潰瘍
既往歴:気管支喘息
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:5歳頃から紫外線曝露後に顔面や上肢に紅斑,水疱の出現があり,ステロイド外用にて症状は軽快するも再燃を繰り返していた.初診の2か月前に虹彩炎を発症し,同時に皮膚症状も再燃したため当科を受診した.
現 症:両上眼瞼,両頰に大豆大までの紅斑ないし痂皮を付すびらんが多発していた.上口唇に水疱,びらん,下口唇には厚い痂皮を伴う潰瘍とその周囲に紅斑を認め,頰痛を伴っていた.両眼球結膜の充血を認めた.両頰に大豆大までの萎縮性瘢痕が散在していた(図1).
患 者:13歳,女性
主 訴:顔面の紅斑,びらん,口唇の水疱,潰瘍
既往歴:気管支喘息
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:5歳頃から紫外線曝露後に顔面や上肢に紅斑,水疱の出現があり,ステロイド外用にて症状は軽快するも再燃を繰り返していた.初診の2か月前に虹彩炎を発症し,同時に皮膚症状も再燃したため当科を受診した.
現 症:両上眼瞼,両頰に大豆大までの紅斑ないし痂皮を付すびらんが多発していた.上口唇に水疱,びらん,下口唇には厚い痂皮を伴う潰瘍とその周囲に紅斑を認め,頰痛を伴っていた.両眼球結膜の充血を認めた.両頰に大豆大までの萎縮性瘢痕が散在していた(図1).
参考文献
鈴木 薫,他:臨皮 66(4):295-298,2012
掲載誌情報