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Derm.2022
コロナ禍で変わる日常
著者: 武市拓也1
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科皮膚科学
ページ範囲:P.75 - P.75
文献購入ページに移動 コロナ禍が始まって2年が過ぎようとしている.私の非日常が始まったのは,2020年2月の日本研究皮膚科学会きさらぎ塾後であった.当初,学会や会議はすべて中止や延期となったが,その後にオンライン開催が始まり,最近は現地とオンラインのハイブリッドが多くなってきている.参加するためにはZoomやTeamsの使い方を覚える必要があり,今でも多くの方が苦労されていると思う.私の臨床研究は遺伝性疾患を対象としているため,コロナウイルスのPCR検査にも必要とされるDNA抽出のための試薬やキットが納入されず,研究の遅延を余儀なくされた.コロナ禍の間はこの状況も続くと考えられ,臨床研究にご協力いただける患者さんやご家族,貴重な症例をご紹介いただいている全国の先生方には,解析が遅くなることでご迷惑をおかけし大変申し訳なく思っている.コロナ禍でも,研究室のメンバーをはじめ,たくさんの方々に助けていただいている.コツコツと頑張っていきたい.
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