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ISID2023を終えて
著者: 椛島健治1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚科学講座
ページ範囲:P.754 - P.755
文献購入ページに移動 2023年5月10〜13日に京王プラザホテルにて,第1回国際研究皮膚科学会(International Societies for Investigative Dermatology : ISID)が開催されました.予想をはるかに超える48か国から2,607名の参加者(登録演題数は1,806)があり,研究皮膚科関連の国際学会における過去最大の数字でした.学術コンテンツの充実のみならず,懇親会での盆踊りなど,参加者が楽しめるイベントも盛りだくさんで,多くの方から賛辞をいただきました.本学会の成功の影には,日本研究皮膚科学会(Japanese Society for Investigative Dermatology : JSID)の貢献度は大きく,また,わが国の研究レベルの高さを示せただけでなく,日本が信頼できる国際パートナーであることが世界に伝わったのではないでしょうか.
従来の国際研究皮膚科学会(International Investigative Dermatology : IID)は,5年ごとに米国研究皮膚科学会(Society for Investigative Dermatology : SID),欧州皮膚科学会(European Society for Dermatological Research : ESDR)とJSIDの3学会で持ち回りにて開催されていました.15年前の2008年に,島田眞路会頭の下で京都にて開催されたIIDが成功裏に終了したことは多くの皆様の記憶に残っているかと存じます.一方で,本学会を真の国際学会にするために,2013年5月,SID,ESDRとJSIDの3団体は,新たな組織であるISIDを設立する覚書に調印しました.この10年間で,ISIDはSID,ESDR,JSIDだけでなく,韓国(KSID),台湾(TSID),オーストラリア(ASDR)が正式に加盟しました.今後も正会員組織はますます増えていくことでしょう.
従来の国際研究皮膚科学会(International Investigative Dermatology : IID)は,5年ごとに米国研究皮膚科学会(Society for Investigative Dermatology : SID),欧州皮膚科学会(European Society for Dermatological Research : ESDR)とJSIDの3学会で持ち回りにて開催されていました.15年前の2008年に,島田眞路会頭の下で京都にて開催されたIIDが成功裏に終了したことは多くの皆様の記憶に残っているかと存じます.一方で,本学会を真の国際学会にするために,2013年5月,SID,ESDRとJSIDの3団体は,新たな組織であるISIDを設立する覚書に調印しました.この10年間で,ISIDはSID,ESDR,JSIDだけでなく,韓国(KSID),台湾(TSID),オーストラリア(ASDR)が正式に加盟しました.今後も正会員組織はますます増えていくことでしょう.
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