文献詳細
連載 Clinical Exercise・196
文献概要
■症 例■
患 者:41歳,男性
主 訴:左示指MP関節周囲の発赤・腫脹
既往歴・家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:初診7年前に転倒した際,左示指MP関節近くに挫創を生じた.近医で切開排膿や抗菌薬投与などにより加療されていたが,次第に同部の発赤や腫脹が強くなり,小結節や膿疱などを伴うようになってきたため,当科へ紹介され受診した.
現 症:左示指基節から左母指球にかけて米粒大の小膿疱・びらん・痂皮を伴う境界不明瞭な紅斑と皮下硬結を認めた(図1a,b).発熱やリンパ節腫脹はなかった.
患 者:41歳,男性
主 訴:左示指MP関節周囲の発赤・腫脹
既往歴・家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:初診7年前に転倒した際,左示指MP関節近くに挫創を生じた.近医で切開排膿や抗菌薬投与などにより加療されていたが,次第に同部の発赤や腫脹が強くなり,小結節や膿疱などを伴うようになってきたため,当科へ紹介され受診した.
現 症:左示指基節から左母指球にかけて米粒大の小膿疱・びらん・痂皮を伴う境界不明瞭な紅斑と皮下硬結を認めた(図1a,b).発熱やリンパ節腫脹はなかった.
参考文献
千田 聡子,他:臨皮 70(12):926-931,2016
掲載誌情報