要約 60歳,女性.卵巣癌に対し術後化学療法としてオラパリブ投与開始5日後に,両足関節に境界不明瞭な鶏卵大までの熱感を伴う紅斑が出現した.安静時にも疼痛を自覚するようになり当科を受診した.皮膚生検を施行し,脂肪小葉優位に脂肪小葉間隔壁〜小葉に好中球を少数混ずる炎症細胞浸潤を認め,結節性紅斑様皮疹と診断した.オラパリブによる薬剤性の発症を疑い投与中止し,皮疹は速やかに消退した.同剤内服を再開すると,皮疹の再燃を認めたが軽度であり,その後もPD判定となるまで5か月間投与継続できた.オラパリブはPARP(poly ADP-ribose polymerase)阻害薬の一種であり,2018年に承認された新薬である.同剤による結節性紅斑様皮疹は稀ではあるが報告があり,既報告症例,自験例ともにいずれも中止や減量で消退傾向を示し,かつ小用量であれば皮疹出現なく継続可能であったことから,用量依存性に皮疹が出現する傾向があり必ずしも投薬の中止が必要でない可能性が示唆された.
雑誌目次
臨床皮膚科77巻3号
2023年03月発行
雑誌目次
症例報告
グルカゴノーマの摘出により改善した壊死性遊走性紅斑の1例
著者: 改正純一 , 猪上奈奈 , 松本奈央 , 中川雄仁 , 倉橋光輝 , 玉置大 , 中前恵一郎 , 松井美萌
ページ範囲:P.207 - P.212
要約 58歳,女性.全身のびらん,紅斑,体動困難のため当院へ救急搬送された.伝染性膿痂疹として抗菌薬で治療開始したが完治に至らず,ステロイド外用にも反応不良であった.壊死性遊走性紅斑を鑑別に挙げ全身検索したところグルカゴノーマが発見され腫瘍摘出で皮疹は完全に消失した.壊死性遊走性紅斑はグルカゴノーマに伴う皮疹として知られるが低栄養によるものも報告されている.自験例では不十分なスキンケアにより生じたアカツキ病や高グルカゴン血症による糖尿病を背景に生じた伝染性膿痂疹の合併があり壊死性遊走性紅斑と診断するのに難渋した.壊死性遊走性紅斑が出現したときには既に腫瘤の転移があるという報告もあり早期診断が患者の予後に影響を与えうる.壊死性遊走性紅斑の臨床像に修飾が加わる可能性があることを念頭に置く必要がある.
腸管囊腫様気腫症を発症した皮膚筋炎の1例
著者: 小坂啓寿 , 遠藤雪恵 , 岡愛菜 , 上原顕仁 , 土岐清香 , 安田正人 , 茂木精一郎
ページ範囲:P.213 - P.218
要約 82歳,女性.初診の約2か月前に頭頸部と胸部,上肢の紅色皮疹と上肢の浮腫を自覚した.1か月前より嚥下困難,筋肉痛,筋力低下が出現したため前医に入院し,ヘリオトロープ疹,Gottron徴候,筋力低下,血清クレアチニンキナーゼ(CK)上昇,筋電図変化,抗TIF-1γ抗体陽性から皮膚筋炎と診断された.治療目的で当科に転院し,プレドニゾロン(PSL)55 mg(1 mg/kg/日)と免疫グロブリン大量静注療法の併用で皮疹やCK値は改善したが,治療開始2か月後に腹部膨満が出現した.CTで腸管壁内や後腹膜腔,前縦郭に気腫があり腸管囊腫様気腫症と診断した.安静と絶食,中心静脈栄養による保存的治療で改善し,第87病日に転院したが,転院4か月後に急性胆囊炎による敗血症で死亡した.腸管囊腫様気腫症は腸管壁内に含気性囊胞を生じる稀な疾患である.皮膚筋炎との合併例は少ないが,経過中に腹部膨満が生じた場合は本疾患の鑑別が必要である.
COVID-19関連血栓症により急性下肢動脈閉塞を生じた1例
著者: 長坂恭子 , 古屋亜衣子 , 高山かおる , 門脇拓 , 村井則之
ページ範囲:P.219 - P.223
要約 76歳,男性.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)肺炎にて第7病日から第15病日まで当院入院.第15病日まで未分画ヘパリンを投与されていた.帰宅後,同日に右下肢痛と右下肢冷感が出現し,当院救急外来を受診.採血でD-dimerが上昇し,造影CTにて右浅大腿動脈閉塞を認めたため,急性下肢動脈閉塞と診断された.搬送4時間後に緊急で右浅大腿動脈血栓内膜摘除術を施行された.皮膚の壊死,神経障害,筋力低下は残存したが壊死組織のデブリードマンと外用療法,リハビリテーションの実施で患肢を温存することができた.COVID-19では血栓症を合併することが知られている.皮膚科医もそのような血管病変による症状の診察に関わる可能性があり,COVID-19による血管内皮障害について熟知しておく必要がある.
自己免疫性肝炎を合併した乾癬の患者に生物学的製剤が奏効した2例
著者: 高野育子 , 金子栄 , 松本香奈枝 , 丸山茂雄 , 岡本栄祐
ページ範囲:P.225 - P.229
要約 症例1:68歳,男性.乾癬を発症後に自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis : AIH)を発症し,ステロイド内服の減量により乾癬の皮疹が悪化したため生物学的製剤を導入し軽快した.症例2:76歳,女性.AIH発症後に乾癬を発症し生物学的製剤を導入し軽快した.2例とも肝炎の臨床症状や血清トランスアミナーゼ(AST,ALT)・IgG値を増悪させることなく,乾癬の症状改善に至った.生物学的製剤はサイトカインをターゲットとしているため,免疫抑制/変調に起因する有害事象を伴うリスクがあり,また乾癬の患者は一定の割合で自己免疫疾患を合併し,生物学的製剤の使用により合併症が増悪するリスクを伴っている.症例からはAIH合併乾癬患者に生物学的製剤投与は行っても良い治療と考えられ,AIH合併乾癬患者の新たな治療選択肢の1つになりうると考える.
全身および外用ステロイド投与によりニューモシスチス肺炎を合併した毛孔性紅色粃糠疹の1例
著者: 炭竈晏奈 , 市來尚久 , 藤井建人 , 松山かなこ , 水谷陽子 , 五明岳展 , 宮﨑龍彦 , 周円
ページ範囲:P.231 - P.236
要約 59歳,男性.約1年前から頭皮に紅斑が出現し,前々医でステロイド外用薬を処方されたが改善しなかった.5週間前に眼瞼の腫脹が出現し,3週間前から全身に鱗屑を伴う紅斑を認めたため,前医でベタメタゾン(BTM) 4 mg/日内服で加療されたが悪化し当科を受診した.皮膚の組織学的所見と合わせ毛孔性紅色粃糠疹と診断した.クロベタゾールプロピオン酸エステル・ワセリン混合剤,活性型ビタミンD3外用とエトレチナート30 mg/日内服で紅斑は軽快した.BTMは漸減し1か月で終了した.BTM終了1週間後に発熱,胸部CTで両上葉にスリガラス陰影があり,喀出痰からニューモシスチスカリニDNAが陽性で,ニューモシスチス肺炎と診断した.紅皮症のためステロイド外用剤の経皮吸収が亢進している症例では,比較的短期のステロイド内服期間であっても,生物学的半減期や外用剤による経皮的吸収量も考慮し日和見感染の予防としてST合剤の予防投与が必要であると考えた.
臍部に発症した乳房外Paget病の1例
著者: 境井尚大 , 武重千沙 , 見代佳奈 , 五味由梨佳 , 保坂浩臣 , 藤本裕樹 , 大塚尚治
ページ範囲:P.237 - P.242
要約 81歳,男性.約5か月前から臍部に皮疹が出現した.臍部の陥凹部から右側に辺縁が淡褐色で,中央に鱗屑を伴う35×15 mmの淡紅褐色斑を認めた.皮膚生検を施行し乳房外Paget病と診断した.腋窩は異常なく,陰囊と肛門周囲に紅斑を認めたため生検を施行したがPaget細胞はみられなかった.臍部単発の乳房外Paget病と診断した.PET-CTや造影CTではリンパ節転移や他臓器転移は認めず,腫瘍辺縁から1 cmマージンでmapping生検を行い全摘術を施行した.術後1年経過し再発は認めない.医学中央雑誌で検索したところ,これまで臍部単発で発症した例は自験例を含めて6例と稀であり,発症から診断までに平均4.2年有していた.これは臍部単発の乳房外Paget病も経過が緩徐で自覚症状も乏しく,外陰部の乳房外Paget病と比較すると発見はしやすいものの患者に悪性腫瘍の可能性の自覚はなく,受診までに時間がかかったと考えた.臍部の難治性の局面は臍部の乳房外Paget病も鑑別疾患に必要である.
多発する皮膚転移に対して切除を繰り返した悪性黒色腫の1例
著者: 髙木杏子 , 内村公美 , 坊地実 , 佐藤崇興 , 梅木真由子 , 中園裕一 , 吉河康二 , 阿南光洋 , 井上亨 , 杣田真一 , 川中博文 , 甲斐宜貴
ページ範囲:P.243 - P.249
要約 58歳,男性.前医にて左足底原発巣切除後の悪性黒色腫の皮膚転移として当科を紹介受診.左足底に色素斑と腫瘤を認め,下腿に向かって飛び石状にin-transit転移を認めた.これらを連続性に切除し左鼠径リンパ節郭清術を施行し,術後IFN-βの局注療法を行った.その後,縦隔リンパ節転移,肺転移を生じ,ニボルマブ投与開始.さらに脳転移を生じ,ニボルマブ・イピリムマブ併用療法を4回行い,その後はニボルマブ維持療法に移行した.経過中に皮膚転移が多発し計105か所の外科的切除を要した.免疫チェックポイント阻害薬は臓器別に効果や耐性獲得に差があることを念頭に置き,効果の乏しい臓器や耐性獲得を生じた臓器は何か,逆に効果の持続している臓器は何かを考える必要がある.そして残存した転移巣への治療が予後やQOLを改善するかを慎重に見極め,治療方針を決定していく必要があると考えられた.
CD56陰性円形細胞からなるimmunoblastoid芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍の1例
著者: 小林由季 , 伏間江貴之 , 中村善雄 , 水野洸太 , 加藤淳 , 江本桂 , 大喜多肇 , 坂本佳奈 , 竹内賢吾 , 江上将平 , 舩越建
ページ範囲:P.251 - P.257
要約 76歳,男性.初診4か月前に左上腕に虫刺され様の皮疹を自覚した.その後,皮疹が急激に隆起してきたため当科を受診した.左上腕に7×5 cm大,表面に一部潰瘍を伴い,ドーム状に隆起する弾性硬の赤褐色腫瘤を認めた.病理組織では,真皮全層にN/C比が高い類円形核をもつ細胞がシート状に増殖し,中心性の核小体を有していた.免疫染色でCD56陰性であったが,CD45,CD4,CD123,CD303,MYCが陽性で芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(blastic plasmacytoid dendritic cell neoplasm : BPDCN)と診断した.多剤併用化学療法の効果は一時的で再発を繰り返し,約7か月で永眠された.BPDCNは,細胞形態により不整形核と不明瞭な核小体を持つとされているclassic BPDCNと類円形核と明瞭で大きな中心性核小体を1つ持つimmunoblastoid BPDCN(iBPDCN)に分けられ,MYC発現と強い相関があることが報告されている.自験例はiBPDCNと考えられ,MYCは陽性であった.また,MYC陽性例は陰性例と比べCD56の陽性率が低く,細胞形態により免疫染色パターンが異なることに留意する必要があると考えられた.
イトラコナゾール内服治療により消退した左臀部に生じた黒色分芽菌症の1例
著者: 寺尾茜 , 寺木祐一 , 福田知雄
ページ範囲:P.258 - P.264
要約 62歳,男性.1年前より左臀部に紅色丘疹が出現,近医でステロイド外用の処方を受けたが局面状に皮疹が拡大したため当科を紹介され受診した.初診時,左臀部に手掌大の中心治癒傾向のある表面平滑な浸潤性紅斑を認め,当初は臨床像から菌状息肉症を疑った.皮膚生検組織で真皮中層にsclerotic cellを多数認め,鱗屑,痂皮の真菌培養で黒色真菌を分離し,臨床像と併せ黒色分芽菌症と確定診断した.臨床像が非典型的であったのはステロイド外用によるものと考えられた.原因菌は分子生物学的手法により
ストーマ周囲の腸上皮化生を母地として生じた大腸過形成性ポリープの1例
著者: 小島豪 , 金子高英 , 髙森建二 , 須賀康
ページ範囲:P.265 - P.269
要約 85歳,男性.25年前に直腸癌で低位前方切除術を受けたが,その2年後に吻合部の出血があり,人工肛門(以下,ストーマ)を造設された.数か月ほど前より,ストーマ周囲に出血を伴う疣状結節が出現し,ストーマ装着が困難になってきたため当院受診した.初診時,左下腹部ストーマ周囲に赤色調の丘疹と疣状結節がみられた.前者は病理組織学的に,異型性のない腸上皮細胞で構成されており,腸上皮化生と診断した.一方,後者は乳頭腫状に増殖した円柱上皮細胞で構成されており,免疫組織化学的検査では,CK5/6陰性,CK20陽性であった.結節基部には,腸上皮化生が認められたことから,腸上皮化生を母地として生じた大腸過形成性ポリープと診断した.病変部を電気焼灼した後はストーマの管理が円滑になった.ストーマ関連皮膚障害を正しく診断し,適切な治療を行うことがQOL向上につながると考える.
臨床統計
透析患者における粉瘤発生についての検討
著者: 横田綾 , 村尾和俊 , 水口潤 , 川島周
ページ範囲:P.271 - P.275
要約 血液透析患者ではさまざまな皮膚症状がみられる.われわれは透析病院での診療でしばしば粉瘤患者を診るが,透析と粉瘤との関連は明らかではない.そこで,今回透析患者における粉瘤の発生について検討した.2015年1月〜2019年12月の5年間に川島病院で透析を受けた779人のうち,皮膚科受診時に粉瘤と診断された症例を検討した.この期間中36人が粉瘤と診断され,罹患率は,0.014/年であった.粉瘤は男性32人,女性4人と男性に多く,24人(67%)は粉瘤が多発していた.基礎疾患としては糖尿病性腎症の患者が52.8%と半数以上を占め,有意に多く生じていた.36人のうち31人は粉瘤に炎症を生じたため皮膚科を受診したことで診断に至っていた.健常人における粉瘤の発症率は検討されていないため,透析患者において粉瘤が発症しやすいのかどうかは結論が得られなかった.しかし,糖尿病は粉瘤発症や炎症惹起に何らかの関与をしている可能性が考えられた.
マイオピニオン
今後の抱負
著者: 浅野善英
ページ範囲:P.198 - P.199
「組織のリーダーになる人間には,学生時代に一つや二つ,武勇伝があるもんだ.僕だって…(中略)….で,先生にはどんな武勇伝があるの?」というのは,私の恩師である故 尹浩信先生(熊本大学皮膚科前教授)の酒席での常套句だった.真偽を疑うほどの武勇伝の数々だったが,一緒に仕事をさせていただく中でまんざら嘘ではないと思える場面も多かった.2022年2月,縁があって東北大学皮膚科の教授を拝命した.が,私には胸を張って語れるほどの武勇伝はない.中高時代に名門校で破天荒な生活を送ったエピソードなど,茶目っ気を交えて描いてみたいものだが,私にはそれは当てはまらない.東京の普通の高校に通い,普通の高校生活を送り,そして普通に東京大学に憧れた.医学部生活は自分の平凡さを再認識する時間となったが,それゆえに医師になってからも色気を出さずに普通に日々努力できた.ある日突然組織のリーダーとなったわけだが,その日を境に人柄が変わるわけでもない.昨日のままの自分で組織を牽引しなければならない.予行演習があるわけでもなく,すべてが新しい経験なので,当然失敗もある.そんなときに大切なのは自分を客観視する力であり,日々の反省と強い向上心だけが頼りとなる.少し慣れてきた時期だが,未来の自分へのメッセージという意味も込めて,今考える抱負について述べてみたい.
「東北地方に強皮症診療の拠点を作りたい,これが私の夢です」,最後に述べたこの言葉が吉と出たか凶と出たか,定かではないが,結果を見れば吉であった可能性が高い.ならば有言実行あるのみである.着任日に合わせて「強皮症オンライン相談in東北」をホームページ上に立ち上げ,24時間と待たずに最初の相談を得ることができた.「そんなの意味あるの?」といった反応だった医局員に,何とか面目を保つことができた.次に,1か月半かけてすべての医局員と1時間の面談をした.難病と向き合う気概があるか,この点も重要な確認事項の1つだった.きさらぎ塾で言葉を交わしたことがある医局員は数名いたが,お互いを深く知っているわけでもなく,実質的にはすべての医局員が初対面だった.相手も緊張しているのが伝わってくるが,1対40というアウェー感を考えればこちらの緊張感のほうがはるかに上だったに違いない…が,それが伝わらないように,こちらも必死だった.個性が強く自分の主張のみを述べる医局員もいれば,こちらの質問をすべて他人事のように受け流す医局員もいる.「強皮症が専門?って,私たちも診ないといけないの?」といったような医局員の内なる声を勝手に妄想したりもしたが,そんな思いは杞憂にすぎなかった.強皮症をやりたいと自ら名乗り出てくれる若手が相次ぎ,あっという間に6名の専門外来となり,患者数も半年で80名に達した.膠原病科や循環器内科,消化器内科,呼吸器内科の先生方との連携も速やかに進み,東大病院と遜色のない診療科間連携が確立した.東北大学で開発された新規薬剤の医師主導治験の計画も舞い込んでくるなど,想定以上に強皮症診療にコミットできる環境となった.一方で,強皮症診療のみが尖らないように,細心の注意を払った.宮城県,ひいては東北地方の地域医療の要となる東北大学である.すべての疾患を同じ水準で診ていくバランス感覚が求められる.強皮症診療は東北大学皮膚科を変化させるものではなく,伝統を継承しつつ進化させるためのものでなければならない.強皮症の臨床や研究の知識が他疾患の理解にどのように活かされるのか,医局カンファや抄読会で繰り返し伝えることを意識した.まだ始まったばかりだが,小さな努力を積み重ねることにより,難病に向き合う気概,あきらめない医療を実践する情熱を育み,他科から信頼される皮膚科としてプレゼンスを高め,従来取り組んできた皮膚悪性腫瘍,アトピー性皮膚炎,乾癬,白斑,脱毛症など,各領域の診療・研究の質を高めていきたい.特別なことはしない.シンプルに仲間を大切にし,基本練習を積み重ねるのみである.これは全国制覇5回の伝統あるラグビー部で学んだ私の哲学の1つである.
連載 Clinical Exercise・187
Q考えられる疾患は何か?
著者: 田中勝
ページ範囲:P.195 - P.196
■症 例■
患 者:72歳,男性
主 訴:左鼻翼の結節
現病歴:初診の半年前より左鼻翼の皮疹を自覚,徐々に拡大した.
現 症:左鼻翼に,全体が淡紅色で,一部に黒褐色の痂皮を付着する13×11 mm大の半球状隆起する小結節がみられた(図1).
ダーモスコピー所見:表在性の血痂と白色鱗屑が目立つ.白色網目状構造と,糸球体状血管,線状血管,ループ状血管あり.中心部と辺縁部ではわずかに青灰色領域がみられる(図2).
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.191 - P.191
欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.193 - P.193
文献紹介 フリーアクセス
ページ範囲:P.223 - P.223
書評 フリーアクセス
ページ範囲:P.276 - P.276
書評 フリーアクセス
ページ範囲:P.277 - P.277
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.279 - P.279
あとがき フリーアクセス
著者: 石河晃
ページ範囲:P.282 - P.282
ペンは剣よりも強し,新聞をはじめとするマスメディアは古くから権力者に対し言論で対抗し,世論を形成することに役立ってきました.自分の育った家庭では弱者の味方・反体制的なA新聞を購読していたため,政府・与党に批判的,過去の戦争は日本が徹底的に悪であり,一生謝罪を続けなければならないと思っていました.しかし,医師になって医局にあったB新聞を読んだとき,大変なショックを受けました.B紙は右寄りの主張を貫いており,A紙を名指しでその自虐的思想を社説で批判するなど,ストレートな物言いを展開しており,政治,社会に対する自分の酸っぱい概念が中和されました.それ以来,新聞は複数紙に目を通すことを心がけています.ところが,この新聞が消滅する日がやってくるかもしれません.新聞発行数は約3,000万部にまで急速に減少し,この1年では200万部減少したといいます.取って代わったのはスマホです.スマホには新聞よりタイムラグなしにさまざまな情報が掌の中に飛び込んできます.しかし,使用を続けていると自分の興味を引くジャンルのニュースが多く登場するようになり,表示される広告はいつの頃からか私の趣味であるゴルフ関連ばかりになっていました.「フィルターバブル」というのだそうですが,「インターネットで検索するときにあなたを包んでいる比喩的な球体」であり,「入れば入るほどにその情報から脱出できなくなる」危険をはらんでいます.WEBの向こうにいるAIは勝手に私の興味を持っているものばかりを選んで見せるようになってきます.米国ではトランプ前大統領を支持する人たちが,トランプ氏の言説を信じて疑わず,議会に乱入する騒動を起こすまでになりました.
基本情報
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38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
37巻4号(1983年4月発行)
37巻3号(1983年3月発行)
37巻2号(1983年2月発行)
37巻1号(1983年1月発行)
36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
36巻7号(1982年7月発行)
36巻6号(1982年6月発行)
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36巻4号(1982年4月発行)
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36巻2号(1982年2月発行)
36巻1号(1982年1月発行)
35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
34巻5号(1980年5月発行)
34巻4号(1980年4月発行)
34巻3号(1980年3月発行)
34巻2号(1980年2月発行)
34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
33巻11号(1979年11月発行)
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33巻9号(1979年9月発行)
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33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
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32巻9号(1978年9月発行)
32巻8号(1978年8月発行)
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32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
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28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)