文献詳細
連載 Clinical Exercise・188
文献概要
■症 例■
患 者:21歳,女性
家族歴・既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:X年9月,東アフリカ・ウガンダに13日間滞在した.滞在中,素足にサンダルで過ごすこともあった.滞在最終日,右第Ⅰ趾に瘙痒感,疼痛を自覚したがすぐに症状は消失したため放置していた.帰国から10日後,右第Ⅰ趾爪郭の疼痛,皮疹に気づき受診した.
現 症:右第I趾爪郭に径5 mm大の緊満性の小結節が1か所みられた.表面は平滑,黄白色調で粟粒大の黒色点が透見された.境界は明瞭で,周囲に軽度発赤を認めた(図1).
患 者:21歳,女性
家族歴・既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:X年9月,東アフリカ・ウガンダに13日間滞在した.滞在中,素足にサンダルで過ごすこともあった.滞在最終日,右第Ⅰ趾に瘙痒感,疼痛を自覚したがすぐに症状は消失したため放置していた.帰国から10日後,右第Ⅰ趾爪郭の疼痛,皮疹に気づき受診した.
現 症:右第I趾爪郭に径5 mm大の緊満性の小結節が1か所みられた.表面は平滑,黄白色調で粟粒大の黒色点が透見された.境界は明瞭で,周囲に軽度発赤を認めた(図1).
参考文献
稲津美穂子,他:臨皮 69(13):988-991,2015
掲載誌情報