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Derm.2023
外用療法は時代遅れ?
著者: 木村佳史1
所属機関: 1東京都済生会中央病院皮膚科
ページ範囲:P.16 - P.16
文献購入ページに移動 皮膚科に欠かせない外用療法の話である.若いころ,先輩の先生方から,剤型(軟膏剤,クリーム剤,ローション剤等)の特長,およびそれらを皮疹の性状により選択するよう教わった.皮膚科診療において,非皮膚科医と一線を画する「専門医」の基本中の基本と思って大事に考えてきた.そして,外用剤の効果を最大限に引き出すため,しっかりと塗り方の指導をし,同時に,治療の妨害になるような,生活上の悪い習慣についても改める.どんな風呂の入り方をしているか,肌着はどんなものを着ているか,などである.
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