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文献概要
Derm.2023
教科書に書かれていないtips
著者: 柴田彩1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科・医学部皮膚科
ページ範囲:P.96 - P.96
文献購入ページに移動 時が経つのはとても早く,年度末を迎えようとしている(執筆時).新たな先生が入局し,異動となる先生も多い.気づけは年次が上のほうになってしまったが,若い先生と臨床や研究の話をしたり,時間を見つけては一緒に実験を行うことは自分にとってはとても貴重な時間である.
自身も何かしら新しいことに取り組もうと思い,新しいパソコンを購入した.エンドユーザーというのも恥ずかしいレベルであるが,next generation sequencing解析を再開しようと思い立ち,思い切って購入してみた.解析環境のセットアップに苦労したが,外来や帰宅中などデスクを離れているときでも,効率よく解析を実行(スリープの設定は解除)できることに満足している.解析終了後はいよいよ生データを開くタイミングである.ワクワクドキドキ,この瞬間はいつになっても楽しい.生データを見て,こんなものかと思うこと(むしろ多い)があったり,自分が見ている普段の事象が正しいのかと疑問に思うこともあるが,論文の本文からは探れない何か特別なものを知ってしまった感覚は中毒性がある.
自身も何かしら新しいことに取り組もうと思い,新しいパソコンを購入した.エンドユーザーというのも恥ずかしいレベルであるが,next generation sequencing解析を再開しようと思い立ち,思い切って購入してみた.解析環境のセットアップに苦労したが,外来や帰宅中などデスクを離れているときでも,効率よく解析を実行(スリープの設定は解除)できることに満足している.解析終了後はいよいよ生データを開くタイミングである.ワクワクドキドキ,この瞬間はいつになっても楽しい.生データを見て,こんなものかと思うこと(むしろ多い)があったり,自分が見ている普段の事象が正しいのかと疑問に思うこともあるが,論文の本文からは探れない何か特別なものを知ってしまった感覚は中毒性がある.
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