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雑誌目次

雑誌文献

臨床皮膚科78巻4号

2024年04月発行

雑誌目次

症例報告

持続性紅斑の病理組織学的所見から診断した成人Still病の1例

著者: 執行延明 ,   安食さえ子 ,   栁澤健二 ,   髙橋博之

ページ範囲:P.285 - P.288

要約 70歳台,男性,高熱により近医クリニックを受診し感冒の診断で抗菌薬を処方されたが症状の改善がなかった.数日後に体動困難とショックバイタルを呈したため近医に救急搬送された.サイトカインストーム,マクロファージ活性化による多臓器不全を疑ったためステロイドパルス療法を行い,ショックバイタルからは脱した.採血にてフェリチンの高値を認めたため成人Still病を疑った.背部にびまん性の紅斑と掻破に一致するような暗赤色の線状紅斑と落屑を認め皮膚生検を行ったところ,成人Still病の持続性紅斑に特徴的な表皮角化細胞壊死を認めたため成人Still病と診断した.その後プレドニゾロンやタクロリムス,トシリズマブの全身投与など行うも効果に乏しく,入院から3か月後に死亡した.成人Still病では特異的所見が乏しいことが多く,診断に苦慮することが多い.成人Still病における持続性紅斑では病理組織に特徴的な所見を認めるため,皮膚生検を積極的に行うことが好ましい.

レオカーナ®による血液浄化療法が奏効したblue toe症候群で生じた足趾壊疽の1例

著者: 五明美樹 ,   石塚史乃 ,   高山かおる

ページ範囲:P.289 - P.294

要約 66歳,男性.右内頸動脈狭窄症に対する頸動脈ステント留置後に急性腎不全と網状皮斑,左右足趾数か所の黒色壊死を生じた.病理組織学的には真皮深層の血管内にコレステロール結晶,内腔の閉塞した血管を認め,blue toe症候群と診断した.足趾壊疽は強い疼痛と痺れを伴い,難治のため,吸着型血液浄化器であるレオカーナ®を導入し,5回の使用で疼痛と痺れの著明な改善を認めた.治療前後でskin perfusion pressure(SPP)も改善し,開始から2か月程で潰瘍は縮小傾向となった.blue toe症候群はいまだ確立された治療法が定められていない疾患である.レオカーナ®は2022年に血行再建不適応または不応答な閉塞性動脈硬化症の潰瘍治療に保険適用された新しい治療法であり,その治療回数や有効性について症例の蓄積が必要であると考え報告した.治療の効果判定には,潰瘍治癒率のほか,疼痛スケールや感覚障害,SPPの推移も指標として捉えられると考えた.

陰囊に限局して生じた汗孔角化症の1例

著者: 武内直生 ,   山西あゆみ ,   熊谷宜子 ,   八代聖

ページ範囲:P.295 - P.299

要約 78歳,男性.初診10年前頃より陰囊に軽度の瘙痒を伴う皮疹が出現し,徐々に増大したため当科を受診した.初診時,陰囊に辺縁が堤防状に隆起し,角化を伴う2 cm大の環状局面を認めた.全摘標本において,辺縁部両端に錯角化円柱を認め,汗孔角化症と診断した.免疫組織化学染色では,病変部の表皮基底層の細胞核にp53蛋白の発現がみられた.p53蛋白とはがん抑制遺伝子の産物の1つであり,細胞周期の制御やアポトーシスの誘導,DNA修復に関与している.悪性腫瘍の発症要因となりうる紫外線や慢性刺激によるDNA損傷に対する修復機構が働いた結果,p53蛋白が誘導され,汗孔角化症の病変部でp53蛋白が発現している可能性が考えられている.本症が陰囊に限局して生じることは稀であり,前癌病変としての性質を持つことから切除するのが望ましいと考えた.

乾癬様皮疹を呈した慢性移植片対宿主病の1例

著者: 宜野座淳善 ,   影山玲子 ,   森下ナオミ ,   藤山俊晴 ,   永田泰之 ,   伊藤泰介 ,   本田哲也

ページ範囲:P.301 - P.305

要約 49歳,男性.骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome : MDS)に伴った腫瘍随伴性天疱瘡のため当科外来通院していた.MDSに対し3年前に臍帯血移植が施行されている.定期受診時,下腿を中心に鱗屑を付す径2 cm大までの円形紅斑を数個認めた.紅斑は組織学的に錯角化,表皮突起の延長,個細胞壊死,液状変性,真皮浅層の毛細血管拡張を認めた.臨床像,組織学的所見,臍帯血移植歴から,乾癬様皮疹を呈した慢性移植片対宿主病(graft versus host disease : GVHD)と診断した.ベタメタゾン軟膏外用にて皮疹は若干の改善を認めたが,感染症を契機とした多臓器不全のため皮疹発症1か月後に永眠された.慢性GVHDの皮膚病変は稀に乾癬様皮疹を呈することが知られている.乾癬様皮疹を呈したGVHDの国内外報告例は2022年までに8例あり,自験例とは異なり全例骨髄移植後の発症であった.臍帯血移植後の慢性GVHDの皮疹においても,乾癬様皮疹を呈する可能性があると考えた.

局所的に瘢痕性脱毛斑を呈した尋常性天疱瘡の1例

著者: 小笠原渚 ,   福山雅大 ,   山﨑好美 ,   佐藤洋平 ,   大山学

ページ範囲:P.307 - P.313

要約 50歳,女性.8年前に尋常性天疱瘡と診断され,集学的治療の後プレドニゾロン(PSL)4 mg/日内服にて維持されていたが皮疹が再燃し,頭髪の脱毛もみられたため受診した.頭部を含む全身に弛緩性水疱とびらんを認めた.頭部のびらん部から施行した抜毛テストにて白色の鞘状構造物を付す毛髪が容易に抜去されhair Nikolsky現象陽性であった.抗デスモグレイン1,3抗体価はそれぞれ,414,31.6であった.入院の上,PSL 60 mg/日に増量したところ速やかに全身のびらんは上皮化した.易脱毛性も消失し,良好な再発毛を得たが,局所的に瘢痕性脱毛斑が残存した.抜毛テストで得られた毛髪を免疫組織学的に検討すると,CK 15陽性の外毛根鞘細胞を認め.同部からのバルジ領域の毛包上皮幹細胞喪失の可能性が示された.尋常性天疱瘡では感染症の合併などにより瘢痕性脱毛を生じる可能性もあるため,局所のびらんが難治な場合には抜毛検体の精査が有用であることが示唆された.

腎移植後の免疫抑制薬内服中に生じたBrunsting-Perry型類天疱瘡の1例

著者: 定本真梨子 ,   吉田憲司 ,   漆畑真理 ,   志水陽介 ,   石井健 ,   杉江瑠美 ,   古賀浩嗣 ,   石井文人 ,   石河晃

ページ範囲:P.315 - P.320

要約 20歳,女性.鰓耳腎症候群で3歳時に腎移植を行い免疫抑制薬内服中.当院初診5か月前に顔面に限局して水疱が出現し,水疱性膿痂疹を疑われた.近医での加療にていったん軽快したが,その後も症状を繰り返すため当院に紹介された.生検で表皮下に水疱形成があり,直接蛍光抗体法で表皮真皮境界部にC3の線状沈着があり,自己抗体精査の結果,抗BP230抗体が単独で陽性であった.顔面に限局する臨床像と各種検査結果からBrunsting-Perry型類天疱瘡と診断した.ステロイド軟膏,タクロリムス軟膏外用やジアフェニルスルホンの内服では水疱新生が抑えられなかったが,ミノサイクリン塩酸塩内服が著効した.自験例はこれまでの報告と比較すると若年女性で瘢痕を残さず治癒する点が特徴であった.水疱性膿痂疹による表皮障害や炎症反応,あるいは日光曝露,化粧などの物理的刺激が抗BP230抗体産生の誘因となり基底板より浅い位置にびらんを生じたため,水疱が瘢痕を形成せず治癒したと考えた.

Traumatic neuromaの2例

著者: 山本ちひろ ,   浦上揚介 ,   山本剛伸 ,   青山裕美

ページ範囲:P.321 - P.327

要約 症例1:38歳,男性.5年前より右下顎部に5 mm大の皮下硬結があり,徐々に拡大傾向だったため,当科を受診した.症例2:48歳,女性.5年前に右肩の脂肪腫摘出歴があり,手術痕外側に1 cm大の皮下結節が出現し,当科を受診した.両症例とも全摘したところ,病理組織学的に真皮内に線維性変化と神経線維束の増生,ムチンの沈着があり,traumatic neuromaと診断した.Traumatic neuromaは外傷や手術による組織の障害を受けた神経線維の反応性増殖であり,好発部位は四肢や頭頸部である.1982〜2021年の間に本邦で報告された皮膚腫瘍切除後に生じたtraumatic neuromaの13例と自験例の2例を含めた15例を解析した結果,術後から発症までの期間は1〜216か月(中央値:30か月)とさまざまで,62%が植皮部に発症しており,広範囲に及ぶ皮膚欠損部の特に中枢側に多い特徴が認められた.過去に手術した部分の近傍に皮下腫瘤が出現した場合は腫瘤の再燃や瘢痕組織,ケロイドのほか,traumatic neuromaも鑑別に挙げ,積極的切除を検討する必要がある.

非定型的臨床像を呈した上眼瞼有棘細胞癌の1例—症例報告と人工真皮移植後開放療法についての考察

著者: 佐々木直起 ,   長谷川道子 ,   田村敦志

ページ範囲:P.329 - P.334

要約 75歳,男性.上眼瞼の角化性局面を主訴に当科を受診した.初診時,右上眼瞼内側の瞼縁付近から上眼瞼皮膚側にかけて25×14 mmの淡紅色角化性局面を認めた.生検組織像より表皮内癌や浸潤の軽微な有棘細胞癌を疑い,局所麻酔下に腫瘍を切除し,人工真皮を貼付した.切除標本組織像から有棘細胞癌と診断し,断端陰性を確認した.術後2週の外来受診時に膿性分泌を認めたため,ポリミキシンB添加マクロゴール軟膏を外用したところ1週後には小豆大にまで潰瘍面が縮小したため保存的に上皮化を図り,術後5週で上皮化が完了した.術後数か月間は創収縮による開瞼制限が強かったが,その後,徐々に改善し,手術瘢痕も目立たなくなった.人工真皮には創の収縮抑制効果が期待されているが,菲薄な真皮と遊離縁を有する眼瞼では強い創収縮により二期的植皮が困難になりやすい.人工真皮を用いる際には植皮による二期的再建以外の創閉鎖を想定しておく必要がある.

一過性に発熱と関節痛を伴いステロイドの内服が奏効した集簇性痤瘡の1例

著者: 吉濱絵理 ,   志水陽介 ,   眞下修平 ,   栗田昂幸 ,   石井健 ,   石河晃

ページ範囲:P.335 - P.339

要約 18歳,男性.約1か月半前から顔面に紅色丘疹,囊腫,膿疱が多数みられ,抗菌薬の内服,外用治療を受けるも悪化した.発熱,関節痛を伴い当科を受診した.顔面全体に膿疱を伴う紅色丘疹が多発し,指頭大程度の波動を触れる皮下結節がみられた.病理組織学的に表皮内に膿疱,毛包の破壊像,毛包周囲の好中球浸潤を認めた.発熱,関節痛を伴っており電撃性痤瘡との鑑別を要したが,Karvonenの提唱した診断基準は満たさず,集簇性痤瘡と診断した.プレドニゾロン20 mg/日の内服を開始し皮疹は著明に改善し,ステロイド内服の有効性が示された.減量中に皮疹が再燃したため,過去の使用報告例を参考にコルヒチン,ジアフェニルスルホンの併用を行い,一定の治療効果を得ることができた.痤瘡に対してステロイドの全身投与は想起しづらいが,発熱,関節痛を伴う重症痤瘡を認めた場合は,ステロイド内服をはじめとする抗炎症治療を検討すべきであると考えた.

ミノサイクリン塩酸塩とトラニラスト併用により改善したMorbihan病の1例

著者: 小栗瑛実 ,   髙橋博之

ページ範囲:P.341 - P.345

要約 81歳,男性.初診の2か月前より出現した上眼瞼浮腫で当科を受診した.血液検査,病理組織検査およびCTによる画像検査を施行するも確定的所見がなく,顔面に酒皶の症状を認めたことよりMorbihan病と診断した.Morbihan病は新しい疾患ではないが,特異的な検査所見や病理組織学的所見に乏しく,鑑別疾患除外のために皮膚生検が推奨される.近年では肉芽腫性眼瞼炎とオーバーラップしているという説や外科的治療を行った報告も増えているが,薬剤抵抗性のためいまだ有効な治療法が確立していない.本邦ではミノサイクリン塩酸塩による治療報告が多く,自験例ではミノサイクリン塩酸塩とトラニラスト併用が有効であった.

臨床統計

獨協医科大学埼玉医療センター皮膚科における過去6年間に入院加療した皮下膿瘍35例の検討

著者: 田中浩美 ,   山田達也 ,   松木康譲 ,   河合良奈 ,   西村季紘 ,   横山恵美 ,   須山孝雪 ,   片桐一元

ページ範囲:P.347 - P.352

要約 過去6年間に当科で入院治療を必要とした皮下膿瘍35例について後方視的検討を行った.35例中22例が糖尿病を合併していた.発生部位は,背部10例,鼠径部8例,臀部5例,陰部5例,腹部2例,大腿3例,下腿3例,頭頸部2例.起炎菌はブドウ球菌が22例(methicillin-resistant Staphylococcus aureus : MRSA 6例,methicillin-susceptible Staphylococcus aureus : MSSA 12例,その他4例)と最も多く,MSSA 12例中8例がペニシリン耐性であり,第一世代セフェム系抗菌薬が第一選択と言える.鼠径部,臀部,外陰部ではブドウ球菌と連鎖球菌や嫌気性菌がほぼ同数で検出され,広域抗菌薬投与が必要であった.なかでも背部の皮下膿瘍は未治療もしくは治療不十分な男性糖尿病患者に多く,一定の特徴的な臨床像を呈すとともに,皮下膿瘍が糖尿病治療のアドヒアランス向上の契機になった.

マイオピニオン

新米教授のつぶやき—弘前より,今後の抱負として

著者: 赤坂英二郎

ページ範囲:P.282 - P.283

1. 青天の霹靂
 頭が真っ白になるということはこれまでの人生でほとんど経験したことがなかったのですが,今回はまさにそうでした.私の恩師である中野創先生の急逝の訃報が届いたのが2023年4月29日朝のことでした.2023年3月,澤村大輔先生(当時教授)が,17年の教授生活を無事全うして退職されました.教授選にはもちろん当時准教授であった中野先生が出ており,秋には中野新教授のもと当科も新たなスタートを切るのだと,私も気持ちを新たに意気込んでおりました.そんな矢先の出来事でした.あまりに突然で,私はもちろん教室全体が深い悲しみと混乱に包まれたのは言うまでもありません.教授選は再募集となり募集期間が1か月延長となりました.教授選という言葉は,自分には縁のないもので「新しい教授には誰がなるのかな?」と暢気に対岸の火事のごとく考えておりました.
 中野先生が急逝から2週間後のことです.「中野先生もいなくなってしまったし,あと5年ほど大学で勤務した後は,大学を辞めて自分のペースで残りの医師人生を送ろうかな?」などと空想を膨らませながら,私は東京で行われた国際研究皮膚科学会に参加していました.そこで澤村前教授に呼び止められました.今後のことについて色々と相談した結果,私が教授選に出ることとなりました.さらっと書きましたが,頭の中ではこの文面に書ききれないほどのものすごい葛藤がありました.自分には荷が重すぎると思いましたが,「教授に言われたことの返事は“はい”か“YES”だ」と教わってきた古い人間の私にとって,決断するのに時間はかかりませんでした.もちろん教授選の準備など全くしていませんでしたので,いろいろとあわただしい日々が続きましたが,多くの方々の多大なるご協力と温かい支えのおかげで,2023年10月1日に弘前大学大学院医学研究科皮膚科の教授に就任させていただきました.

連載 Clinical Exercise・200

Q考えられる疾患は何か?

著者: 前川直輝

ページ範囲:P.279 - P.280

■症 例■
患 者:60歳,男性
家族歴・既往歴:特記すべきことなし.
合併症:2型糖尿病で治療中.
現病歴:X年9月,深夜に野良ネコを右足で払いのけた際に,右下腿の皮膚を強く咬まれた.受傷2日後に近医整形外科に受診した.下腿CTで深部組織に炎症像なく,抗菌薬を処方された.その後,疼痛が増強したが,抗菌薬服用と受診加療を自己中断した.改善なく,受傷37日後に受診された.
現 症:体温36.1 ℃,右鼠径リンパ節の軽度の腫脹を認めた.右下腿後面の発赤,腫脹を伴う紅斑性局面があり,2か所に壊死組織を伴う皮膚潰瘍を認めた.潰瘍の上方に約10 cmの皮下トンネルを認めた.

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目次

ページ範囲:P.275 - P.275

欧文目次

ページ範囲:P.277 - P.277

文献紹介

ページ範囲:P.313 - P.313

書評

ページ範囲:P.354 - P.354

次号予告

ページ範囲:P.355 - P.355

あとがき

著者: 本田哲也

ページ範囲:P.358 - P.358

 人間の欲求を5段階に分類する「マズローの欲求5段階説」をご存知でしょうか.人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である,という仮定のもとに,人間の欲求を5段階に理論化したものです.ある段階の欲求が満たされると次の段階の欲求を満たそうとする心理的行動があるそうですが,まず第1段階の欲求は「生理的欲求」です.食欲,排泄欲,睡眠欲など生きるために必須の欲求です.第2段階は「安全欲求」.第1段階の必須の欲求が満たされると,より安心,安全な暮らしの欲求が生まれます.より美味しいものを,より快適な睡眠を,ということでしょうか.第3段階は「社会的欲求」.社会から受け入れられたい,集団への帰属や愛情を求める欲求を指します.第4段階は「承認欲求」.他者から尊敬されたい,認められたいと願う欲求です.これはさらに低いレベルの承認欲求(他者からの尊敬,名声,注目を得ることで満たされる)と高いレベルの承認欲求(自身の技術や能力の習得,自立性を得ることで満たされる)に分かれます.最後の第5段階は「自己実現欲求」です.潜在的な自分の可能性の探究,自己啓発,創造性の発揮など,自分の世界観・人生観に基づいて「あるべき自分になりたい」という欲求,とのことです.
 これを皮膚科臨床に無理やり当てはめると,どうなるでしょう.第1段階は皮膚科基礎知識の習得,第2段階はそれをより高いレベルで会得,第3段階は経験症例の学会発表,第4段階は症例報告・臨床研究など論文作成,第5段階はさらにそれらの結果に基づいた新しい医療の創造,とでもなるでしょうか.

基本情報

臨床皮膚科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1324

印刷版ISSN 0021-4973

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