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ガスクロマトグラフィー
著者: 高橋善弥太1
所属機関: 1東京大学中尾内科
ページ範囲:P.175 - P.177
文献購入ページに移動 ガスクロマトグラフィーは移動相として気体(窒素やヘリウムなど)を用いるクロマトダラフィーで,相互に性質の類似した物質群を分離するのに,従来の液相クロマトグラフィーに比べて,高い分離能力と高速度と自動記録性という利点をもっている。
この方法の出現によって脂肪酸の種類ごとの定量が実地上はじめて可能となり,臨床医学的にも脂肪酸代謝異常の研究に大きな貢献をなしつつある。ガスクロマトグラフィーはその他,呼気ガス,麻酔ガス,血中ステロール類,各種ステロイド,胆汁酸,アミノ酸,カテコールアミン,ポルフィリン体,糖などの分離にも利用されつつある。
この方法の出現によって脂肪酸の種類ごとの定量が実地上はじめて可能となり,臨床医学的にも脂肪酸代謝異常の研究に大きな貢献をなしつつある。ガスクロマトグラフィーはその他,呼気ガス,麻酔ガス,血中ステロール類,各種ステロイド,胆汁酸,アミノ酸,カテコールアミン,ポルフィリン体,糖などの分離にも利用されつつある。
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