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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻2号

1964年05月発行

文献概要

器械の使い方

ハンマーとそのえらび方

著者: 安芸基雄1

所属機関: 1虎ノ門病院神経科

ページ範囲:P.234 - P.235

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 深部反射を検査するに用いる器具として(打腱器)ハンマーは欠くべからざるものである。しかしたとえば聴診器が生理学的に種々検討されているのに比べると,ハンマーの具備すべき条件については,これを用いる人びとの個人的判断に委ねられている面が多く,したがってハンマーの大きさあるいは長さなどきわめてまちまちであると言ってよい。もちろん筆者自身これに対し生理学的検討を試みたこともなく,ただ日常ハンマーを手から離すことのできない臨床家としての立場から,ハンマーの条件について二,三の所感を述べてみたい。それにはまずいわゆる腱および骨反射(深部反射)の生理的本質から考えてゆくのが順序であろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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