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症例
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著者: 鳥飼龍生1
所属機関: 1東北大学内科
ページ範囲:P.243 - P.243
文献購入ページに移動 疾患の概念,診断法あるいは治療法などは時代とともに変遷し進歩するものであるが,このことは甲状腺炎の場合においても例外ではない。
亜急性甲状腺炎は今期初頭に初めて記載された疾患であるが,10数年前頃より本症に対する認識が次第に高まり,それとともに症例も年々増加の傾向を示している。本症の頻度は全甲状腺疾患の2〜3%を占めるとされ,われわれも1年に数件の本症例を経験している。
亜急性甲状腺炎は今期初頭に初めて記載された疾患であるが,10数年前頃より本症に対する認識が次第に高まり,それとともに症例も年々増加の傾向を示している。本症の頻度は全甲状腺疾患の2〜3%を占めるとされ,われわれも1年に数件の本症例を経験している。
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