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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻2号

1964年05月発行

文献概要

私の意見

内科のあり方

著者: 木崎国嘉1

所属機関: 1大阪赤十字病院内科

ページ範囲:P.249 - P.251

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〈従来の内科の行き方でよいのだろうか〉
 内科はどうあるべきか,どういう形式で,どういう運営方法をとってゆけばよいかはむずかしい問題である。20年前に内科部長のバトンを受け継いだときからの私の考えや将来こうあるべきだという夢は,実際上の時代の流れの現実と妥協しながらかなり変わった形をとりつつ一歩つつ前進しつつある。私の描いている内科の姿は,敗戦直後に進駐してきたアメリカ綜合病院の実情と,外国で見てきた内科の運営とでかなり変貌したことは確かである。
 以下,内科内部のスタッフ整備や新知識の導入,人間関係や運営面のことを一応除外して意見を述べることにする(サイバネティックスを応用する意味からも用語や,記録の保存に関していいたいことが多いが)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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