icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina1巻3号

1964年06月発行

文献概要

診断のポイント

甲状腺腫

著者: 徳山一郎1

所属機関: 1九大内科

ページ範囲:P.369 - P.372

文献購入ページに移動
はじめに
 甲状腺は正常ではほとんど触知し得ないか,触れ得てもきわめてわずかにすぎない。また視診についてもほぼ同様なことがいえる。
 甲状腺が正常より大きく腫大したものを,甲状腺腫(struma,goiter)と呼ぶことは周知の通りである。これには一部分が結節状の腫瘤を形成する結節性甲状腺腫と,全般的に一様に,または左右いずれかの葉,あるいは左右不対称に腫大するびまん性の型の二つに大別できる。またときに,びまん性の型のもので一部に結節を形成する混合型の場合もある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら