icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina1巻4号

1964年07月発行

グラフ

内科医のための眼底所見

著者: 戸塚清1 大場広1

所属機関: 1関東逓信病院眼科

ページ範囲:P.494 - P.495

文献概要

 眼底検査の場合は、まず倒像検査を行ない,眼底の全貌を把握してから,今度は直像検査を行ない.局処ごとに精査する.顕徴鏡で標本を見る場合にたとえれば、倒像検査は弱拡大、直像検査は強拡大の場合に当ると思う。眼底のカラー写真は近年いろいろ優れた器械が出来てなかなかよい写真が撮れるようになったが,しかし眼底所見というものは眼底所見の機微をつくして示しているわけではない。やはり実際に検者がその眼でうかがい得たところが一番確かである。眼底写真は胸部撮影の境地まではまだ到達していないと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら