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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻4号

1964年07月発行

グラフ

セルローズアセテート膜による血清蛋白の電気泳動法

著者: 阿部正和2 溝部碩子1

所属機関: 1慈恵医大第四内科 2慈恵医大

ページ範囲:P.500 - P.502

文献概要

 セルローズアセテート膜による電気泳動といっても,原理は濾紙電気泳動法とまつたく同じである。ただ,支持体が濾紙からセルローズアセテート膜に変わったというだけである。ところが,このセルローズアセテート膜を支持体として使うと,濾紙の場合に見られない,いくつかの長所が経験されるのである。いま,その特異的な長所をあげてみよう。
 1)吸着がきわめて少ない。したがつて濾紙の場合のように各分面が尾をひく現象(tailing)が見られない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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