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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻5号

1964年08月発行

文献概要

グラフ

気管支直達鏡所見

著者: 瀧野賢一12

所属機関: 1聖路加国際病院気管食道科 2慈恵医大

ページ範囲:P.654 - P.655

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 気管支直達鏡検査は胸部疾患診断法の一つとして広く実施されているが,その所見を写真や映画に記録し,関係各科医が検者と同じ立場でその所見を検討できるようにすることはのぞましいことである.
 私は1960年以降、きわめて取扱い簡便な国産の小型内視鏡カメラを用い,テレスコーフを通して直達鏡所見を詳細にみながら,その場でカラーフィルムにその所見を記録しているが,そのスライドは関係各科との診療協議に,研究にまた教育に資料として大いに役立つている.ことに1963年以降,国産のFiber Optic Telescopeを使用するようになつてからは区域気管枝の奥まで鮮明に写真をうつせるし,きれいなカラー映画も撮影できるようになつたので,気管支の病態生理学的観察も可能となつた

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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