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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻5号

1964年08月発行

文献概要

今月の主題

肝内性胆汁うつ滞について

著者: 谷川久一1

所属機関: 1千葉大第1内科

ページ範囲:P.668 - P.672

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 肝内性胆汁うつ滞(症) Intrahepatic cholestasisとは,通常用いられている細胆管炎性肝炎に代わる言葉である。これを定義すれば,肝外胆路系に閉塞機転や病変がないにもかかわらず,肝臓内に胆汁がうつ滞し,黄疸を生じさせる病態をいう。クロールプロマジンその他新薬による黄疸,ウイルス肝炎などもこの病態を示すものが多くあり,また肝外閉塞性黄疸とまぎらわしく誤診されやすいなど,最近注目されている。ここにその原因,臨床像,診断,治療について私どもの経験をもとにして述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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