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診断のポイント
徒手筋力テスト
著者: 服部一郎1
所属機関: 1九州労災病院リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.691 - P.693
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この徒手筋力テストには二つの目的がある。一つは外傷その他の場合,どの神経が,どの筋がやられているか正確に知る診断テクニックとして,またdystrophia musculorum progressiva,Landry麻痺など下位ニューロン障害の時,神経学的所見の一つとして麻痺筋の分布,程度,時間的経過(つまり悪化や回復)を正確に観察記録するためである。もう一つは本来の目的であるmedical rehabilitationにおける障害の評価evaluation,再評価re-evaluationの一方法としてである。
この徒手筋力テストには二つの目的がある。一つは外傷その他の場合,どの神経が,どの筋がやられているか正確に知る診断テクニックとして,またdystrophia musculorum progressiva,Landry麻痺など下位ニューロン障害の時,神経学的所見の一つとして麻痺筋の分布,程度,時間的経過(つまり悪化や回復)を正確に観察記録するためである。もう一つは本来の目的であるmedical rehabilitationにおける障害の評価evaluation,再評価re-evaluationの一方法としてである。
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