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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻6号

1964年09月発行

座談会

これからの開業医—医学の進歩と実地医家のありかたをさぐる

著者: 羽生順一 永井友二郎 松本博 高雄幸一郎

ページ範囲:P.889 - P.895

文献概要

 家庭・地域の主治医をめざして
司会(羽生) ここにお集まりの先生方も,大学を卒業されてから,大学の研究室なり,あるいは大きな病院に長い間ご勤務になつてのちに開業なさつていらつしやるわけですが,実際に勤務されたり,あるいは研究室から出て,開業されていらつしやると,またいろいろな違つた面があると思います。非常に多忙であるとか,大病院における診療,診断の問題とは違つてまつたくひとりで,一本勝負でやらなければならないような場合が非常に多いと思うんです。そういつた面について,永井先生,日ごろのご努力をうかがわせてください。
 永井 勤務医時代の開業医を見る見方というものと,現在,開業医の一人となつて実感している自分の立場なり,考えかたというものとは,かなり違つてるということが感じられるわけです。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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