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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻6号

1964年09月発行

文献概要

私の意見

内科医長と病院管理業務

著者: 小野田敏郎1

所属機関: 1東京警察病院内科

ページ範囲:P.903 - P.904

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〈内科医はその広い視野をもつて……〉
 内科の学問はからだ全般を観察し,分析し,綜合するものですから,内科医は他の科の医師諸君に較べて全般を管理するという訓練ができているように思われます。
 病院管理のうえでトップレベルにあるひとびとがいわゆる最高幹部会議をひらきます。それはあるいは医長会議という名称で各科医長に薬局長,総婦長,事務長を加えておこなう場合もあり,少数の医長に総婦長,事務長という組合わせで実施する場合もありましよう。こんな場合に,内科医長は内科という範囲の代表者であることはもちろんですが,病院全般を眺めた高次の立場でいろいろの問題を判断しなければなりません。そしてこの場合,内科医長はとくにいわゆる小科といわれる医長諸君よりも必ず広い視野をもちうるものです。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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