icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina1巻6号

1964年09月発行

基礎医学

血液凝固

著者: 山中学1

所属機関: 1徳島大中央検査部

ページ範囲:P.925 - P.929

文献概要

 出血素因のある患者を見た場合に,通常紫斑を伴うものは,血管か血小板異常を考えたほうがよい。凝固障害では,皮下,筋肉内,関節内へ出血するし,先天的異常の大部分は出生時や幼小児期に発見されることが多い。しかし二次的異常は種々の因子が組合わさるので複雑な形になる。現在の血液凝固はその欠乏状態の究明とともに,亢進状態が,血栓形成とどんな関係にあるかに焦点が向けられているようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら