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文献概要
メディチーナジャーナル 呼吸器
Hyperventilation Syndrome
著者: 梅田博道1
所属機関: 1東京医科歯科大学第2内科
ページ範囲:P.940 - P.940
文献購入ページに移動 hyperventilation syndromeは,心因性因子,身体的因子またはその両者の結合によつて起こる発作性の過呼吸と,それに伴う機能障害である。症状は中枢性および末梢性の神経血管性変化と筋肉性変化などを含み,きわめて多彩である。本症候群は比較的古くより注目されているDa Costa's syndrome,effort syndromeといわれるもののなかにも含まれており,従来考えられているほどまれなものではない。しかし,1953年Lewisによりhyperventilation syndromeに関する詳細な検討が報告され,一方精神身体医学のいちじるしい発達に伴い知見が広まつたのであろう。
Lewis, B. I.:The hyperventilation syndrome, Ann. Int. Med., 38:918, 1953, Lewis, B. I. Chronic hyperventilation syndrome, J. A. M. A., 155:1204, 1954
Lewis, B. I.:The hyperventilation syndrome, Ann. Int. Med., 38:918, 1953, Lewis, B. I. Chronic hyperventilation syndrome, J. A. M. A., 155:1204, 1954
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