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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻7号

1964年10月発行

文献概要

私の意見

検査技師のおかれている立場—検査技師の発言 その2

著者: 宮崎武夫1

所属機関: 1京都市交通局病院

ページ範囲:P.1062 - P.1063

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〈診断の"助力者"から"最大の武器"へ〉
 規模の大小は別としても,医療機関には,医務,看護,事務など大別して系列がありますが,日常業務をどのようにスムースに行なつていくかはこれらの人間関係が互いに協力し合つて,さらに縦横の連絡をつねに心がけることがもつともたいせつでありましよう。話を便宜上医務部門に焦点をしぼりますと,当然医師を頂点とした上部の三角形の部分の下に,末広く薬剤師,検査技師,X線技師らがいてピラミッドを形成しています。そのなかの検査技師の身分はどうか,ひと口に検査技師といつても,衛生検査技師,臨床病理技術士,およびその助手と分かれます。臨床診断の助力といわれてきた臨床検査も,現今にいたつては,診断に欠くことのできない最大の武器となつてきましたし,今後さらにより深く,広く,進歩していくでしよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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