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ブラジル,パラナ大学遺伝研究所のF. A. Marcallo氏と共同研究者たちは南ブラジル地方の血族結婚が死亡率,疾病罹患率に及ぼす影響について研究している。彼らによると,死亡率,全疾患罹患率とも血族結婚の子孫の方が,しからざる夫婦の子孫より著明に高い。
遺伝的負荷は,胎生期に最も大きいと考えられる。不妊症や,未熟児の頻度には有意の差がなかつた。 この調査のため,Marcallo氏らは血族結婚の63家系の人々と面接し,役場や教会の力も借りて,家系図を作つているが,血族結婚の大部分は従兄妹同志であるという。
遺伝的負荷は,胎生期に最も大きいと考えられる。不妊症や,未熟児の頻度には有意の差がなかつた。 この調査のため,Marcallo氏らは血族結婚の63家系の人々と面接し,役場や教会の力も借りて,家系図を作つているが,血族結婚の大部分は従兄妹同志であるという。
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