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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻8号

1964年11月発行

文献概要

EDITORIAL

簡易検査法の利用と,その限界

著者: 阿部正和1

所属機関: 1慈恵医大内科

ページ範囲:P.1149 - P.1151

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最近の検査の進歩
 最近の臨床検査法の進歩には目を見張らせるものがある。検査室の中央化,検査法の自動化,検査試料の微量化など数え上げるときりがない。その中の一つに検査方法の簡易化という問題がある。この簡易化への方向は,とくに米国で目ざましいほどの発展を遂げているが,わが国においてもご多聞にもれず,同じような方向に向つてまつしぐらに進んでいるように見うける。ややもすると濫用のきらいがありそうにも思われるので,ここに簡易検査法を改めて考えてみることにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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