icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina1巻8号

1964年11月発行

文献概要

今月の主題

慢性肝炎についての反省

著者: 三辺謙1

所属機関: 1慶大内科

ページ範囲:P.1152 - P.1155

文献購入ページに移動
 慢性肝炎とは,原因的にはいろいろちがう肝炎が一様な臨床像を呈するところからつけられた名称である。したがつて,肝病変の性状や予後についてのものではなく,単に持続期間を表わしたものである。慢性肝炎という名称に,より動的な意味を持たせるためには,臨床経過,肝機能検査成績,肝の組織学的所見を組み合わせて,性状を分することが手始めとなろう。本稿では,このよう類な反省をもとに,慢性化の因子,治療の問題に言及している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら