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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻8号

1964年11月発行

今月の主題

ウイルス性肺炎の展望

著者: 加地正郎1

所属機関: 1九州大第一内科

ページ範囲:P.1168 - P.1171

文献概要

 ウイルス性肺炎には,ウイルス単独によつておこるものから,細菌の二次感染を伴うものまであつて,実地診療の面から,それぞれかなり違つたニュアンスを与えているように老えられる。
 また,最近の原発性異型肺炎病原の発見は,ウイルス性肺炎への関心を高めてきているが,その病原は,これまで考えられていたようなウイルスではなくて,PPLOに属するものであつたりしてウイルス性肺炎をもう一度見なおしてみることも必要となってきた。
 ここには,ましん,痘瘡などで合併してくる肺炎は含めず,呼吸器ウイルスによつておこる肺炎のみをとりあげる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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