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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻8号

1964年11月発行

文献概要

診断のポイント

胃症状ではじまる心筋硬塞症

著者: 日野原重明1

所属機関: 1聖ルカ国際病院・内科

ページ範囲:P.1178 - P.1179

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症例1.66歳の男
 15年前から糖尿病のある老人であるが,入院2カ月前に激しい心窩部痛を訴え,数分後に痛みは消失した。2日後に同様の発作が8時間つづいた。制酸剤を服用した後,消化器のレントゲン検査を某院でうけたが異常はなかつた。その後同様の上腹部痛が1日間に3回起こつたので精診のため当院に入院した。
 入院後,心電図では最近起こつた前壁心筋梗塞症と糖尿病とが発見された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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