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文献概要
治療のポイント
膀胱炎
著者: 後藤薫1
所属機関: 1岐阜医大泌尿器科
ページ範囲:P.1185 - P.1187
文献購入ページに移動膀胱炎は頻尿,排尿痛および尿混濁(膿尿時に血尿)という三主徴によつて簡単に診断され,治療も容易なありふれた疾患と考えられているが,健常な膀胱に感染をおこすことは困難であり,多くは炎症をおこす何らかの基因を有している。したがつて膀胱炎の診断,治療には,その原因疾患の探究にぜひ留意していただきたく,この留意がすなわち,膀胱炎治療のポイントともなり得るので,以下その概要を述べる。
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