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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻9号

1964年12月発行

文献概要

EDITORIAL

もつと院内感染の認識を

著者: 小酒井望1

所属機関: 1順大臨床病理

ページ範囲:P.1309 - P.1311

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 本号には院内感染に関する2つの記事がある。永沢博士の「展望」と石山,土屋博士と私の「話合い」である。前者は病院管理者の立場から院内感染をどのように考え,その防止にどのような対策を立てるべきかを述べ,後者では主として外科の立場から現状と対策が述べられている。
 院内感染は古くて新らしい問題である。もちろん医学の進歩とともに院内感染の様相も変貌して来たが,今日に到るもあとを絶たないところに問題がある。最近の病院のデラックス化は実にめざましいものがあるが,果してデラックス病院では旧式病院に比べて院内感染は激減したといえるであろうか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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