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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻9号

1964年12月発行

文献概要

診断のポイント

前脊髄動脈症候群

著者: 亀山正邦12

所属機関: 1浴風会 2東大中尾内科

ページ範囲:P.1338 - P.1340

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定型的な3つの症状
 前脊髄動脈領域の硬塞ないし循環障害によつて起こる症候群で,その障害部位は横断面では主として脊髄の前2/3に存する。脊髄の血管性障害のなかで,症候群として記載され,知られているほとんど唯一のものである。障害される脊髄レベルによつて症状に差異はあるが,その定型的な症状は,つぎの3つに要約される。
 1.急激に起こる下肢の対麻痺または四肢麻痺。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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