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文献詳細

雑誌文献

medicina1巻9号

1964年12月発行

文献概要

臨床検査の盲点

肺胸廓系の病気による力学的変化

著者: 関原敏郎1

所属機関: 1慶大笹本内科

ページ範囲:P.1419 - P.1419

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 前2回でお話した肺活量(VC)は肺気量分画の一つで,予備吸気量(IRV),1回換気量(TV),予備呼気量(ERV)の和であり,この3つに残気量(RV)を加えた4つが肺気量分画の基本となります。基本分画の2つ以上を組合わせたものは特殊分画で,肺活量はこの1つであり,肺活量と残気量は全肺気量(TLC),残気量と予備呼気量は機能的残気量(FRC),予備吸気量と1回換気量は最大吸気量(IC)です。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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