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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻1号

1973年01月発行

今月の主題 新鮮脳卒中

診断

脳卒中の重症軽症のみわけ方

著者: 荒木五郎1

所属機関: 1脳血管研究所美原記念病院

ページ範囲:P.30 - P.31

文献概要

 脳卒中の重症か軽症かを判定する上において,最もよき指標となる症状は意識障害の程度である.また眼症状も有力な指標となりうる.ただ,くも膜下出血は2週間以内に多い再発の可能性をも考慮しなければならないので,意識障害とは必ずしも平衡しないことがある.また昏睡に陥っている患者は,脳ヘルニアの症状の発現の有無を把握することによって,その予後をさらに詳しく判定しうる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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