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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻1号

1973年01月発行

文献概要

今月の主題 新鮮脳卒中 手術適応

閉塞性脳血管疾患

著者: 永井肇1 新谷彬1

所属機関: 1名大脳神経外科

ページ範囲:P.82 - P.83

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 一過性局所性脳循環障害発作,すなわち,TIA(Transient Ischemic Attack)の症状は,それが頸動脈領域の場合,一側に限局した一過性の脱力・知覚・視力障害,失語症などであり,また椎骨動脈領域の場合には,一過性の運動・知覚の単麻痺または片麻痺,眩暈,複視,構語障害,嚥下障害,意識の障害などであり,一般にこれらの症状は,24時間以内に回復する.
 このような症状を呈するTIA患者に必要な理学検査は,頸動脈および浅側頭動脈の触診,雑音の聴取,網膜中心動脈圧の測定,眼底検査などであるが,それらについてはここではふれない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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