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Cyclopedia Medicina
静注用γグロブリン製剤
著者: 高橋隆一1
所属機関: 1都済生会中央病院内科
ページ範囲:P.135 - P.136
文献購入ページに移動 無γグロブリン血症の治療,ビールス性疾患の予防などにγグロブリン製剤の有効なことが知られており,従来筋注用製剤が常用されている.しかし,筋注では大量投与が困難であり,血中への移行が少なくかつ遅延するため十分の効果が得られず,静注用製剤の出現が望まれていた.
従来の筋注用製剤を静注すると発熱,循環器症状などの副作用が高頻度に認められ,その原因は,γグロブリンの抗補体作用にあることが明らかになった.抗体価を低下させずに抗補体作用のない製剤をつくるために多くの研究が重ねられ,現在
従来の筋注用製剤を静注すると発熱,循環器症状などの副作用が高頻度に認められ,その原因は,γグロブリンの抗補体作用にあることが明らかになった.抗体価を低下させずに抗補体作用のない製剤をつくるために多くの研究が重ねられ,現在
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