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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻11号

1973年11月発行

文献概要

今月の主題 高血圧とその周辺 高血圧症のピック・アップ

血圧の測り方

著者: 梶原長雄1

所属機関: 1日大第2内科

ページ範囲:P.1380 - P.1384

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 高血圧症は血圧の測定によって初めて診断可能であり,血圧測定法の知識は高血圧症の診断につながるばかりでなく,治療の基礎的問題となるのである.
 血圧測定法は,血管内を拍動して流れる血流が心臓の拍出力によることを知って,これを定量的に表現しようと努力したStephane Halesの業績に始まる.そしてPoiseuilleのU字管水銀圧力計を直接動脈に連結することにより平均血圧の測定を可能にし,一方,Hérrisonの血圧計からMahomedの血圧計へとなされた努力は今日の間接法に用いられる血圧計へと発展した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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