文献詳細
専門医に聞く・16
肝硬変の診断の下に通院,意識障害,腹水,高アンモニア血症,下肢浮腫,皮膚の出血斑などが出没した48歳家婦の症例
著者: 大津留信1 高橋忠雄2
所属機関: 1長崎大内科 2慈恵医大内科
ページ範囲:P.1472 - P.1477
文献概要
家族歴 母60歳時腹水を伴う肝疾患死,同胞3名のうち妹は肝硬変治療中,子供3名のうち長男25歳脳性小児麻痺,次男20歳肝疾患で治療中である.
既往歴 生来健康で著患をしらない.黄疸や輸血の既往はない.33歳より数年間,時に日本酒1〜3合.
掲載誌情報