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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻11号

1973年11月発行

洋書紹介

—by G. H. Whipple, M. D., M. A. Peterson, R. N. M. S., V. M. Haines, R. N. M. S., E. Learner, M. D. and E. L. McKinnon, R. N. Ph. D.—「Acute Coronary Care」

著者: 依藤進1

所属機関: 1兵庫医大・第1内科

ページ範囲:P.1477 - P.1477

文献概要

C. C. U. 関係者には極めて有益な本
 心臓が止まってから4分以内に蘇生させなかったら,大脳は機能を失い,たとえ生きたとしても不可逆的な脳障が後に残る.4分というのが決定的な時間であり,C. C. U.(Ccronary Care Unit)においては,4分以内に心臓のPacingや心臓マッサージや除細動(電気的なCounter Shock等)を行なう必要がある.短時問の中に適当な判断をし,これらの処置を間違いなく行なうためには特殊な訓練をうけた看護婦が必要である.というより,C. C. U. の中心はこのような看護婦であるといってよい.
 本書は3人の看護婦(その中2人はM. S. を持つR. N.,1人はPh. D. をもつR. N.)と2人の医者(1人はカリフォルニヤ大学内科教授,他はボストン大学内科助教授)に依って書かれたもので,その焦点となっているのはC. C. U. における看護婦の広範な役割である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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