文献詳細
小児の診察
文献概要
はじめに
聴診器の歴史はLaennec(1819)の記述に始まり,わが国ではモーニッケ(1848)により伝えられ,筆者の曽祖父津田淳三も脈論(1858)にこれを窺胸鐘として紹介している.
しかし,聴診器の性能や構造が音響学的に改良を加えられ進歩をとげたのは1951年Rappaportの報告以来のこととされ,主要改良点は次の三点である.
聴診器の歴史はLaennec(1819)の記述に始まり,わが国ではモーニッケ(1848)により伝えられ,筆者の曽祖父津田淳三も脈論(1858)にこれを窺胸鐘として紹介している.
しかし,聴診器の性能や構造が音響学的に改良を加えられ進歩をとげたのは1951年Rappaportの報告以来のこととされ,主要改良点は次の三点である.
掲載誌情報