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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻11号

1973年11月発行

くすり

経口糖尿病薬長期使用例からみた問題点

著者: 永野美淳1

所属機関: 1東女医大内科

ページ範囲:P.1490 - P.1491

文献概要

 糖尿病治療史の中で,インスリン発見後の時代,持続性インスリンが開発され,食事療法についての検討が加えられた時代に続き,糖尿病内服剤が広く使用されるようになった現在はまた治療上の種々の問題をさらけ出した.内服剤は,医師も患者も比較的安易に考える傾向も加わって,治療を受けている糖尿病者の過半数に使用されるまでになっている.このように広く使用してもよいものかどうかが,最近,米国で行なわれたUniversity Group Diabetes Program(U. G. D. P.)の成績の発表以来,大きな問題としてとりあげられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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