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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント

I 循環器・高血圧 4.虚血性心臓病の治療

狭心症の治療方針

著者: 金沢知博1

所属機関: 1秋田大・第2内科

ページ範囲:P.1546 - P.1547

文献概要

 冠硬化を基盤とする狭心症治療の基本は,①狭心症であることの正確な診断と重症度の判定,②狭心症の発生機序,病態,促進ないし助長因子および予後の理解,③狭心症治療薬作用機序の理解,④外科的療法の理解,⑤信頼にもとづく主治医と患者のよき人間関係にあり,この基本の上に個々の狭心症患者に即した生活指導,薬剤の取捨選択,外科的療法への考慮が行なわれるべきである.またそのためには発作時心電図の把握はもちろん,必要に応じて各種負荷試験,心機能検査,冠動脈造影や左室造影などの諸検査が行なわれなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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