icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント I 循環器・高血圧 5.弁膜症をとり扱うときの問題点

細菌性心内膜炎の治療

著者: 長谷川弥人1

所属機関: 1慶大教授・内科

ページ範囲:P.1562 - P.1563

文献購入ページに移動
 心内膜に敗血巣を有する敗血症を細菌性心内膜炎という.
 診 断 本症の治療成績の向上には早期に診断し,かつ適正な治療をすることである.診断の要訣は感染症状,心臓症状,血栓塞栓症状の三大症状の具備したときは,ほぼ確実で,二つ具備したときも疑わしい.とくに心弁膜症に何か症状が加わるとき本症を疑うべきである、確診は血液培養である.動静脈培養2回以上実施する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?