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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント I 循環器・高血圧 5.弁膜症をとり扱うときの問題点
細菌性心内膜炎の治療
著者: 長谷川弥人1
所属機関: 1慶大教授・内科
ページ範囲:P.1562 - P.1563
文献購入ページに移動 心内膜に敗血巣を有する敗血症を細菌性心内膜炎という.
診 断 本症の治療成績の向上には早期に診断し,かつ適正な治療をすることである.診断の要訣は感染症状,心臓症状,血栓塞栓症状の三大症状の具備したときは,ほぼ確実で,二つ具備したときも疑わしい.とくに心弁膜症に何か症状が加わるとき本症を疑うべきである、確診は血液培養である.動静脈培養2回以上実施する.
診 断 本症の治療成績の向上には早期に診断し,かつ適正な治療をすることである.診断の要訣は感染症状,心臓症状,血栓塞栓症状の三大症状の具備したときは,ほぼ確実で,二つ具備したときも疑わしい.とくに心弁膜症に何か症状が加わるとき本症を疑うべきである、確診は血液培養である.動静脈培養2回以上実施する.
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