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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
I 循環器・高血圧 8.日常生活の指導が重要な心臓病
文献概要
一般的注意
心臓神経症は臓器神経症のうちでも頻度の高い神経症の一つで,心臓症状(動悸,胸痛,胸内苦悶感,胸部圧迫感など)を主症状とし,これを説明するにたる器質的疾患が見出されない機能性障害を示す場合,診断名として一般に使用されることが多いが,充分な除外診断がなされていないと,他疾患と誤る場合があり注意を要する.
しかし一方心臓に器質的病変(例えば冠硬化)があっても,それに神経症的傾向が加重される場合もあり,あくまでも心身不分離の立場で日常診療に従事することが重要である.
心臓神経症は臓器神経症のうちでも頻度の高い神経症の一つで,心臓症状(動悸,胸痛,胸内苦悶感,胸部圧迫感など)を主症状とし,これを説明するにたる器質的疾患が見出されない機能性障害を示す場合,診断名として一般に使用されることが多いが,充分な除外診断がなされていないと,他疾患と誤る場合があり注意を要する.
しかし一方心臓に器質的病変(例えば冠硬化)があっても,それに神経症的傾向が加重される場合もあり,あくまでも心身不分離の立場で日常診療に従事することが重要である.
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