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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント I 循環器・高血圧 9.高血圧を治療する際のポイント

二次性高血圧の外科治療

著者: 板谷博之1

所属機関: 1阪医大・第2外科

ページ範囲:P.1594 - P.1595

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 従来,本態性高血圧症として内科的に取扱われていたものの中から,外科的に根治可能な二次性高血圧症が見出される機会が多くなりつつある.しかも,これら二次性高血圧症は外科的療法の発達により,早期の適切な治療により全治しうるので,このような患者を一人でも多く見出すべく努力することこそ,われわれ臨床家の大きな責務といえる.外科的治療により根治可能な二次性高血圧は腎性高血圧(腎血管性高血圧や糸球体腎炎,慢性腎盂腎炎,嚢胞腎,腎結石および尿路閉塞をきたす疾患など)と内分泌性高血圧(主として副腎皮質および髄質の腫瘍や過形成など)に大別される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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