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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント

II 呼吸器 5.肺疾患の治療と管理

自然気胸の治療のポイント

著者: 塚田祐禧夫1 喜多川浩2

所属機関: 1済生会中央病院・胸部外科 2済生会中央病院・呼吸器科

ページ範囲:P.1630 - P.1631

文献概要

 自然気胸の治療は常に二面性を持っている.すなわち肺の再膨張と再発の防止であり,両者を同時に勘案して治療しなければならない.
 本稿では肺結核症や肺癌に続発する続発性気胸を除き,blebまたはbullaに起因すると考えられているいわゆる特発性気胸の治療にのみ限定した.通常自然気胸の治療は,1)安静療法,2)胸腔穿刺,3)胸腔ドレイナージ,4)開胸手術,5)その他に大別することができるので,自験例の成績を参照してそれぞれについて述べる(表1,表2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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